農家のひとりごと

昨日の続きです。

近隣の方のお米が同じ銘柄と水を使っているのに味が違う・・・田んぼで気付いたことは土壌の状態です。
自分の田んぼには少ない生き物が近隣の方の田んぼにはたくさんいるんです。

それは「イトミミズ」なんですね。　「イトミミズ」っていうのは畑のミミズよりも小さくて延びても10ｍｍにもならないミミズです。　田んぼの泥の中にいて泥を有機質に変えてくれる強い味方なんです。　詳しくはググってくださいね（スミマセン、ズクなしです）

いろいろと聞いたら近隣の方はほとんど手を入れないようです。　すごい時にはビオトープの一歩手前なんてこともあったそうです。（そういえばかなり前にすごいのを見たことがあります）　それに比べて我が家ではその10倍以上手をかけています。　管理しすぎて自然の生き物が住みづらくなっていたんです。

そこで今回は生き物を住みやすくするのと、それなりの管理で土壌を変えようと思って米ぬかを入れたんですね。　

数日前に入れた米ぬかが分解されてかなりいい状態になり「イトミミズ」が繁殖しているんです。　それに伴って他の生き物も増えてきたような気がします。　今回追加したので1ヶ月くらい経てばかなりはっきりするんじゃないかと期待しているんですが・・・どうでしょうか？

市場では有機栽培をうたったものが多く販売されていますが、どんな栽培でも「安心安全」は当たり前で後は食味です。　「安心、安全、うまい、できれば安い」これが全てです。　
消費者のみなさん、しっかり調べて食べ比べてみてください。　ちがいがわかると思います。
少々手前味噌ですが一番大切なのは色、つや、などの見た目ではないと思うんですが・・・
　
今日もご訪問ありがとうございました。　長野も梅雨が明けて日中の日差しが暑くなってきました。　体調管理と水分補給を怠りなく・・・